水泳学習を『学び合い』で行った時の記憶を思い出して書いています。
水泳学習で一番大事なことは事故が起きないことです。
必ず教師が全体が見えるところから,入水している全員の様子を把握して,「ゆるみ」が見えたら全員をプールからすぐにあげてください。
この実践は強力ですが,この判断ができない指導者が実践すると危険です。
『学び合い』実践者はこの「ゆるみ」をざわつきや細部の行動やグループ化から見とることができます。自分ができないと思ったらやらないでください。
学習はドルヒラとクロールの二つのコースを設けて行いました。
どんな指導法が一番だとかは思いません。人は多様なので,多様な方法があっていい。
そして,クロールができるようになっている子が半数いるのですから手伝ってもらった方がいいに決まってます。
ステップアップ表を作りました。
個人の毎時間の目当てになります。
こちはがクロールのステップアップ表です。
ホワイトボードを2組作りました。
クロール用とドルヒラ用です。
名前プレートは水泳用にクラスで使うものと別に作りました。
毎時間認定テストを行ったと記憶してます。
毎時間どんどん25m泳げるようになるこが出現するのは,かなり刺激的ですね。
一番悩んだのは,ここかもしれません。
この学年は「誰一人見捨てない」が学年全体に定着していましたので、できたのかもしれません。
一応長距離チャレンジコースとタイムチャレンジコースを作ったような気がしますが、こちらがどんな記録が出ても仲間を25mオピョレルようにすることの方が価値があると思っていたので、だんだんチャレンジコースから人がいなくなりました。
おいやらしい教師根性が見えてしまいますね。
この教師根性には、改善の余地が大いにあります。
私たち指導者にとって幸せな時間でした。