自主性と主体性 『学び合い』の場合は・・・

自主性と主体性の違いとは・・・

主体的な行動は、それが自分にとって得だと知っているので、管理者が変わっても続ける。

自主的は、ある環境下での行動であるので、環境が変わればやらない。

若い職員が、朝やっている掃除は、いったいどちらか?

主体的な活動は、評価基準は、管理者が作ったとしても、自己評価を行い、自分から改善策を考える。

環境や、管理者や上司等の指導で、活動の意味を納得して行うのが自主的


掃除で考えるとわかりやすい

自主的に掃除をする。
決められた場所を決められた方法で掃除をする。

主体的に掃除をする。
自分で考え、掃除が必要な場所を、より良い方法で、自分の考えた基準、もしくは与えられたより上位の基準を達成するために自分で考えた掃除をする。

上位の基準とは、お客さんが気持ちよく入れるように、など
具体的な掃除ではなくより上位の目標や評価基準を設定することで主体的な行動が生まれる。と思います。

『学び合い』で勉強に向かわなかった子どもがどのように主体的な学びへ向かうかを、階段として表してみました。

 

はじめは、怒られてもしない子どもから出発です。しかし、怒られてもしないのは、ある意味「主体的」な行動してですね。

 

主体的とは、自分で判断して行動することだからです。

 

学級運営が始まると、教師の指示で行動できるようになる子どももいます。

 

そして『学び合い』をはじめます。

 

『学び合い』のはじめの段階では、やらない人をまわりがサポートしはじめてくれます。

分からなさは、多様なのでその多様さにそって子どもたちが、サポートしてくれます。

これをうながす言葉が「誰一人見捨てない」ですね。

 

これを毎日続けると学習する習慣が身につきはじめます。

 

『学び合い』では、誰が達成しているかを可視化し「みんな」をめざすので、しなくちゃいけないかr「する」に変わっていきます。

この段階が、自主的段階です。

 

そして、することで学習がわかり、仲間が増えて、自己効力感や被承認欲求が満たされ、これは「得だ」と腑に落ちれば、進んで学習にとりくむようになります。

 

これは、ビジネスサイトの

http://u-note.me/note/47485918

より抜粋した「主体的と自主的」についてを再編成したものです。

 

学校現場で、この主体性と自主性が区別されないまま使われていると思います。

「自主性」の伸ばし方

◯ヒントを与えた上で考えさせて、自分で動く流れを作る

◯やるべきことを明確にする

 

「主体性」の伸ばし方

◯相手の自主性を潰さないようにする

◯考えさせて、自主的に動ける範囲を広げる

◯仕事を任せる

 

これ、どこかで似たことを聞いたことあるなーと思っていたら・・・・・

まさに、この言葉ですね。

今までは、この言葉の前半が有名でした。

 

今までの教育は、「人を動かす」ことを考えていましたが、

これからは、

人を育て、人を実らせる教育をしていかなければいけないと言うことだと思います。

 

上のアドレスで、小学校4年生算数のワークシートを公開しています。

他の学年もあります。

参考ににしたと思ったら、

下にコメントしてください。

その後

manabiaifukuoka☆gmail.comからメールします。

What's New

コメント: 0