低学力・コミュニケーションに課題がある子が改善するわけ

一人目 学力の厳しい子が改善するまでの過程

小学校1年生の学力テストと2年生で『学び合い』をした後の成績の変化の結果です。

『学び合い』を始めると,まずは周りの子が教えようとします。でも,学習に苦手意識のある子ほど,受け入れません。一つは,プライドの問題,もう一つは聞いてもどうせわからないという思い込みです。

『学び合い』を始めるとはじめの頃は特に低学年では上から目線で教える子が多く出てきます。しかしその中で数名,相手のことを本当に思って関わるこが出てきます。

 そこを見逃さずに,認めてあげてください。

 

見取りのポイントは目線と教えた後教えた子が本当にわかったか心配しているかどうがです。

 学級がチームになり始めた時に必要な見取りです。

相手のことを思って,喜んでいる子や悔しがっている子を見とって,みんなに広めていてください。

学習が苦手な子が,確認テストで合格し,それをみんなが喜んだ時の先生の語りが重要です。

これで,「誰一人見捨てない」ことを教師がどれぐらい願っているかが試されます。

ここの見取りのポイントは、

「自分から聞いている」様子です。

ここをしっかりと見とって,価値づけしてください。

 

「今日初めて,自分から友達に聞くことができた人がいます。いままで,聞いてもどうせわからんしと諦めていたのかもしれないと先生は心配していました。それを自分から聞いてくれました。すごい勇気だと思います。その勇気はだれがくれたと思う?

 

きっと君たちみんなだよね。」

こんな語りをしたいですね。

 

全員達成まで後◯人にこだわってください。

がんばているからいいでは,結果は出ません。

 

こんなに,頑張ってくれているのだからきっと結果はでると子どもたちの力を信じてあげてください。

全員達成したなら,そのことを可視化しましょう。

トロフィーやくす玉がいいです。

みんなの頑張りの記念碑です。

この頑張った子から教師は多くを学びます。

知ったかぶりをしたらいけません。知らないことは年下でも、ちゃんと聞いて感謝を伝えましょう。

 

学校に,孤立している先生がいたら進んで声をかけましょう。

それが、あなたのオーラとなり、語りに重みが付いてきます。

2人目  やんちゃ系の学習が苦手な子の場合

手のかかる子がグループ化して,勉強しない。『学び合い』初期によくある風景です。

焦らず,ゆっくりと完全させていきましょう。

見取りのポイントは,全く勉強していないように見えるグループでも、一瞬勉強をする場面があります。そこをプラス評価して、積み上げていきます。

一人でも勉強初めて確認テストで合格すれば、大きな展望がひらけます。

心の底から,この私的リーダーの子を心配してあげてください。

心の底からこの子ができるようになることを信じてあげてください。

この子が虚勢をはり,みんなにバカにされないように強がって生きてきた、そしてみんなと一緒に生きていこうする記念日ですね。

 

 ナウシカのキツネリスのように、優しい子になりました。

支援学級の子にも,勉強が苦手な子にも,

 

3人目 多動と診断された子

あの頃私は、自分の力で何とかしようとしていました。でも、本当にその子のことをわかっていたのは周りにいる子供達だったのだと思います。

あの子の優しさは、あの子しかできない優しさでした。

交流学級で訪れる特別支援学級の子供達がどうしてあんなに彼をしたうのか,

 

彼だからできたのだと思います。

上のアドレスで、小学校4年生算数のワークシートを公開しています。

他の学年もあります。

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