4月に入ると,校務分掌が決まりますね。
4月の忙しい時期だと,例年通りでという流れになってしまいがちです。
校務分掌は,学校を組織として変えていくのにとても重要です。
校務分掌で進めたことは,広まりやすく定着しやすく,そして正式に学校を改革することにつながります。
校務分掌が決まったら,その仕事の中で,どうすれば 『学び合い』の理解者を広められるかを考えてみてはいかがでしょうか。
人は,学んだように教えます。
では,いろいろな学級で『学び合い』をしてもらいたいなら,研修を変えることだと思います。
研修の「アクティブラーニング化」をやりましょう。
はじめは,難しいかもしれませんが
チャレンジしていくうちに,研修を企画していくことが楽しくなってくるはずです。
ポイントは,「落としどころ」を準備しないことです。
しかし,成果をしっかりと可視化してください。
係りの通信を書く余裕があるなら,ワークショップで健闘した人をたたえましょう。
研修が職員の皆さんにとって楽しいものになれば,授業も自然とアクティブラーニングに変わっていくと思います。
そして,あなたが担当する研修が楽しいと他の研修も変わってきます。
『学び合い』の実践者なら,研修のアクティブラーニング化は簡単だと思います。
「研究目標等の議論はできるだけ避けましょう。」
人それぞれが,自分のメンタルモデルで議論してしまいがちです。
メンタルモデルとは,この参考サイトの説明でもわかるように,人の行動を決める心の奥そこある,イメージモデルです。それぞれがこのメンタルモデルにそって議論しても,議論は深まらないことがあると思います。
また,「ふつう子どもたちは〇〇」という一般化した議論も多くあります。
操作的定義を決めると成果が表れやすいです。
操作的定義ができれば,取り組み自体は大枠を決め,個々のアイデアを生かした方が成果が上がります。
こうやって,ゴールをはっきりと決め,個々のアイデアを活かしながら実践を進めることが「主体的な学び」です。教師が主体的な学びの楽しさを身に付けると,子どもたちにもそんな授業をしてあげたくなるのではないでしょうか。
具体的な,宗田的定義とは・・・・
「主体的に学習する。」
進んで学習に取り組み子ども
では,それぞれのメンタルモデルが違うので検証のしようがないnので,授業中教師の発言を10分以下にすし,自分から説明したり,自分から質問したり全員がめあて達成までできる。とかにしたらいいと思います。
「子どもたちが主体的」でなければこれは実現しませんよね。
ちなみに『学び合い』なら簡単に実現しますが・・・
これをみたら,いろいろ批判したくなるんでしょうね。
「進んで学習に取り組み,確かな学力を身に付ける。」
これをめざした結果
学力テストで全国平均ー5より高い点を全員がとる。
こんな操作的定義はいかがですか?
お互いを認め合い,共に生きていく力がある子。」
QU調査で全員が満足群に入る。
現実の中で,したたかにやってください。
重要な校務分掌をもらうには,
・学校教育目標に反映された校長の考えを掴むこと
・正確な仕事をすること
・期限よりちょっと早く
・頼まれたことは,上司の予測を上回る出来にすること 「頼まれごとは、試されごと」
・仲間と折り合いをつけ,仲間の活躍をほめること
若い時の私は全くできていませんでしたが,先生方に期待します!